レジリエンス

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定義
definition

レジリエンスについて一貫した定義はありませんが、そのなかで一般的な表現は、「逆境や困難、強いストレスに直面したときに適応する精神力と心理的プロセス」(APA 全米心理学会)、「ストレスや逆境にさらされても、適応し、自分の目標を達成するために再起する力」、「逆境から素早く立ち直り、成長する力」などと言われ、竹のように曲がってもすぐ戻る復元力や回復力、テニスボールのように凹んでも跳ね返すという弾力性、新たな厳しい環境化でもやっていける適応力、外的な刺激に対する柔軟性などの意味で使われています。レジリエンスは、ストレス社会と言われる現代において、心身を健康に保ち、仕事で成果を出すために必要な要素です。

効果
effect

・集中力、活力を高くして、働くことができる。
・パフォーマンスを高める。
・より独創的、包括的に問題を解決できる。
・周囲の状況に対して、より効果的に働きかけることができる。
・限られた資源を最大限に活用できる。
・ストレスに、より効果的な対処ができる。
・リスクを特定し、より効果的に対処できる。
・ネガティブな出来事にうまく対処できる。
・問題行動が減少する。

目的
purpose

レジリエンスは、「逆境や困難、強いストレスに直面したとき適応する精神力と心理的プロセス」のことを言い、訓練によって高めることができます。
例えば、レジリエンスの高い兵士を養成することは、軍隊の訓練の本質的な課題ですが、米陸軍では、特に兵士の精神面でのトレーニングに着目し、レジリエンス・センターという訓練施設を設け、バトルマインド・プログラムなど、さまざまなレジリエンス向上施策を用意しています。
近年では、学校や仕事や家庭においても、広く役立つ有益なトレーニングだと認識されるようになってきました。
「レジリエンスには、思考の柔軟性が必要な事が分かってきました。つまり、厳しい状況でもネガティブな面だけではなくポジティブな面を見いだす事ができる人が、逆境を乗り越える事ができるのです。」
【ポジティブ心理学(心理学者 イローナ・ボニウェル博士)】
レジリエンスについて学ぶことにより、失敗を怖れて行動回避する癖を直し、失敗をして落ち込んだ気持ちから抜け出し、そこから目標に向って前に進むことのできる力をつけることを目的としています。
具体的には、「レジリエンスの6つの構成要素(自尊感情、感情のコントロール、楽観性、精神的柔軟性、自己効力感、他者とのつながり)」を高める方法を理解し、レジリエンスを高める習慣と考え方を身につけることを目指します。
普段から、人のポジティブさを引き出す所作などを習慣づけ、柔軟で積極的な考え方を身につけるための学びと実践を基本プログラムとして、子供から大人まで、個人から(トップリーダーを含んだ)組織人まで、幅広い人々を対象にしています。
人災から自然災害まで、何が起こるか予想できない、不透明かつ流動的な時代です。
家庭、地域、職場全体で、ポジティブな生き方をする、どんな災害にも負けない、レジリエンスの強い人材育成を目指すようになって欲しいものです。

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